2005年12月01日

最後の提言

建築物の構造設計データ偽造事件については
もうこれ以上触れないようにしようと思っていたのだが、
検査会社の言い分に対して、
どうしても納得のいかないことがあるので、
これを最後、今一度だけ、触れてみたいと思う。

構造計算書の偽造に対して
「相当な能力を持った専門家が充分な注意を払っても
見抜くことは困難だった」
とか、
「400〜500ページにも及ぶ資料を
全てチャックすること自体が、物理的に困難だ」
とか、
検査会社側は随分とおかしなことを、正々堂々と仰っている。
堂々とするのは結構だが、
もう少し、物を考えてから、物を申して貰いたいものだ。



「相当な能力を持った専門家が充分な注意を払っても
見抜くことは困難だった」

それを見抜く為の検査ではないのか。
その為の検査を実行することによって
報酬を得ているのではないのか。
能力がないと自ら認めるのであれば、
検査機関であることを速やかに辞めて欲しいものだ。

「400〜500ページにも及ぶ資料を
全てチャックすること自体が、物理的に困難だ」

確かに書類としては相当の分量になるものと思われるが、
しかしその中の多くは、
雛型的な共通仕様書なのではないのか。
残った個別案件に関する資料にしても
チャックするポイントなどというものは
ある程度決まった部分なのではないのか。
その程度の物が「物理的に困難だ」というのであれば、
やはり、検査機関であることを速やかに辞めて欲しいものだ。

検査機関である以上、
検査をして適正な物を通すことが仕事である。
仕事を放棄して涼しい顔をしているような発言は、
極めて遺憾である。

yori1199 at 12:23 │Comments(2)TrackBack(6)この記事をクリップ!時事・世相 

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この記事へのコメント

1. Posted by はなまめZ    2005年12月01日 19:27
yoriさん こんばんははなまめZです。

「最後の提言」はほんとうにまっとうなご意見と思います。私も全くそのとおりだと思います。
 ところが姉葉建築士はまっとうな人とは思えません。
顔や話し方をテレビで見ていると、どこか魂が抜けた人に見えます。ある種の病気かもしれません。
 まっとうでない建築士を見つけ出し、そこへ悪徳業者たちがピラニアみたいに食いついてもうけようとした構図のようです。
 人間は人間として越えてはならないノリというものがあります。これをやすやすと越えてしまった人たちがいたということが信じられなく、言葉では尽くせない気持ちの悪さになっています。
 姉葉という人は口封じのため殺されるのではないかという人もいます。
2. Posted by yori    2005年12月01日 19:51
>はなまめゼットさん
 この業界、まあ正直、色々とあることはあるのですが、
 ここまで酷いことしている人々は知りません。
 さすがにこれはビックリですね。

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