2006年07月22日

スマートな結末

結末間際の大どんでん返しは、
ミステリーというジャンルにおける、
必要必須条件とでもいえばいいのか、
まあ、お約束である 笑

さらには結末間際の大どんでん返しに至るまでに
小中大のどんでん返しが2転3転4転5転と
これでもか、これでもかと続くミステリーも数多い 苦笑

僕は小説を読む時に、あまり辛い思いをしたくない 笑
主人公やヒロインが、
あまりにも酷い目にあったりするシーンは、
出来るだけ少ない方が良いと思っている、
自称平和主義者なのである 笑

垣根涼介さんのデビュー作「午前三時のルースター」は
そういう意味に置いてはとてもシンプルにまとめられた、
安心して読めるスマートな作品だった。

確かに違う観点から見れば、
ミステリーとしての重厚さが足りないとか、
構成にメリハリがないとか、
そんなことも感じないわけではない。

しかし僕は、あくまでも好みの問題だと思うのだが、
このようなオーソドックスで、
とても正直な?ミステリーが好きなのである。
「ワイルド・ソウル」でもそうだったので、
もしかしたらその辺りの描き方は、
この作家が持つ信条なのかもしれない。

読み終わって早速、
デビュー第二作「ヒートアイランド」を図書館に予約した。
どうやらは僕は垣根涼介に、
すっかりはまってしまったようである 苦笑

午前三時のルースター


yori1199 at 18:17 │Comments(4)TrackBack(4)この記事をクリップ!垣根 涼介 

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1. 午前三時のルースター (垣根涼介)  [ ぶっき Library... ]   2006年07月23日 19:09
父親探しのためにベトナムに旅立つ少年とこれに同行した主人公が意外な事実にたどり着きます。 とにかく読みやすい。すいすい読めてしまいます。退屈しないし、不快感を覚える演出・描写はほとんどありません。そのぶんむI@
2. 午前三時のルースター 〔垣根涼介〕  [ まったり読書日記 ]   2006年08月11日 00:45
4 午前三時のルースター ≪内容≫ 旅行代理店に勤務する長瀬は、得意先の中西社長に孫の慎一郎のベトナム行きに付き添ってほしいという依頼を受ける。 慎一郎の本当の目的は、家族に内緒で、失踪した父親の消息を尋ねることだった。 現地の娼婦・メイや運転手・ビエンと....
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4. 午前三時のルースター 垣根涼介   [ それでも本を読む ]   2008年02月13日 21:56
午前三時のルースター (文春文庫)垣根 涼介 (2003/06)文藝春秋この商品の詳細を見る <ベトナムで失踪した父を探す、少年とおれ。垣根涼介の一番鶏> 積んでいた、垣根涼介さんのデビュー作を読みました。デビュー作とは思え

この記事へのコメント

1. Posted by ひねもじら 乃太朗    2006年07月23日 19:12
垣根涼介、気に入られたようですね。
今『君たちに明日はない』が手元にあります。これまでと毛色が違うようなので楽しみ。
では!
2. Posted by yori    2006年07月23日 22:13
ひねもじら乃太朗さん
ありがとうございます。この作家と出会えたのは、乃太朗さんの記事のおかげです。まだまだ読む本が沢山あって楽しみです!!
3. Posted by エビノート    2006年08月11日 00:49
こんばんは!
確かにシンプル&スマートな作品でしたね〜でも、引き込まれてしまって読むのを止められませんでした。
これがデビュー作とは!!という感じです。
垣根涼介さんの作品、他にも色々読んでみようとおもっています。出版順で言えば、次は「ヒートアイランド」ですね!
4. Posted by yori    2006年08月11日 19:22
エビノートさん
何処かさっぱりとしたストーリーの組立方は、垣根さんの特長というか信条というか、御本人が意識して書いているような気がします。私もまだ三作、これから沢山読みたいですね!!

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