2009年08月13日

妖しき学究の徒

「百鬼夜行」という言葉を辞書で引いてみる。

いろいろの姿をした化け物どもが夜中に歩き回ること。
〔多くの人が不正行為や醜行をしながら、だれも怪しまない、
無秩序の状態の意にも用いられる〕ひゃっきやぎょう。

とある。

私の中で「百鬼夜行」といえば、
京極夏彦先生の小説のネタ、ということになるのだろうか 笑

今回読んだ一冊は小松和彦氏の「百鬼夜行絵巻の謎」
お化けのお話しかと思い購入してから、
暫くの間、書庫で眠っていた一冊だ。

その正体は大学の先生の論文的な一冊だった。
京極夏彦さんの小説世界を彷彿させてくれるような
おどろおどろしくも妖しく世界ではなかった。
文章文体が論文的で、
当然ながら内容も学究の徒的な内容だった。

思っていた内容とはかけ離れていて、
読み進めるにはそれなりの忍耐が必要だったのだが 苦笑
現存する数多の百鬼夜行絵巻物から引用された絵画が
私の目を思う存分十二分に、楽しませてくれた。

読む楽しみよりも見る楽しみ、
まあたまにはそれはそれで良かったか・・・ 笑

そんな感じの小松和彦先生による「百鬼夜行絵巻の謎」でした。

百鬼夜行絵巻の謎 (集英社新書ヴィジュアル版)
百鬼夜行絵巻の謎 (集英社新書ヴィジュアル版)
クチコミを見る


yori1199 at 23:14│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!他のカ行作家 | 京極夏彦

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by きりり   2009年08月16日 23:46
夏ですね〜 お化けですね〜
この表紙を見ると、京極氏を彷彿させます

2. Posted by yori   2009年08月17日 22:24
きりりさん こんばんは
そうなのです 夏と言えばお化けなのです。
ということでそろそろ「邪魅の雫」を読もうと思うのです!!

コメントする

名前
URL
 
  絵文字